抗老化成分として世界中から注目されるNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)に比べて数十倍以上のミトコンドリアの活性を示す化合物であるTND1128をはじめとする5-デアザフラビンの開発に成功し、その特許権の取得がされました。
ミトコンドリアは細胞内に存在する細胞内小器官で、「生体のエネルギー通貨」と呼ばれるアデノシン三リン酸(ATP)の生成やアポトーシス(細胞死)において重要な働きを担っています。細胞内のエネルギーの大部分を生産している事から、全ての生命現象におけるその重要性は広く認知されており、ミトコンドリアが活性化することにより、ヒトの加齢による機能低下の改善、多くの疾病にも効果が期待されています。
発明の名称: 細胞内でのATP産生を賦活するための補酵素因子の使用
特許発行日: 令和2年7月8日
特許番号: 特許第6717989号(P6717989)
自社開発薬の研究を行うケミテラス株式会社 ミトコンドリアの活性を示す化合物の開発に成功し特許取得
ケミテラス株式会社のプレスリリース(2021年10月22日 10時00分)自社開発薬の研究を行うケミテラス株式会社 ミトコンドリアの活性を示す化合物の開発に成功し特許取得